渋滞統計システム
渋滞統計システム・渋滞等データの提供について (調査・研究用)
1.概要
○概要
- 過去の渋滞情報、断面交通量情報、リンク旅行時間情報等による交通状況を再現するシステム
- 365日24時間、5分周期で更新される渋滞等データを活用できるシステム
- 交通状況を面的・時系列・路線単位・任意のエリアで地図や表形式で表示できるシステム
- 渋滞等データはダウンロードして利用、最短で5日後には交通状況を確認できるシステム
- 地理院地図に表示しているので報告書や論文にそのまま利用できるシステム
○渋滞統計システムの主な機能
- 渋滞状況の面的表示(地図情報:国土地理院)
※DRMデータベースライセンスが別途必要となります
- 渋滞ポイントの時系列的表示
- 渋滞データと断面交通量の関連付けグラフ
※断面交通量計測地点位置情報が別途必要となります
- 渋滞量の表示
- 表形式(Excel)による表示
2.渋滞等データの内容
○データ内容
- 渋滞・混雑情報(2016年11月以降)
- 事故・工事等の規制情報(2020年4月以降)
- 断面交通量情報(2018年2月以降) ※一般道路のみ
- リンク旅行時間情報(2020年4月以降) ※一般道路のみ
○データ提供範囲
- 都道府県単位(高速道路等及び一般道路) ※都市高速道路は別
- 1ヶ月単位
3.主な利用方法
- 慢性的渋滞発生個所の把握と発生メカニズムの調査・検証
- 道路の開通、延伸、拡幅等の施策による渋滞緩和効果の検証
- 工事や事故による道路交通への影響調査
- 地震、大雪等の異常気象・災害時による交通状況の調査
<渋滞統計システムを活用した事例>
神奈川県鎌倉市(北鎌倉駅前)の渋滞発生状況をコロナ禍(2020年5月)とその前年(2019年5月)を比較した。
時間当たりのピーク交通量の程度が同じであっても、ピーク交通量に至るまでの経過時間や継続時間の違いで渋滞発生が大きく変わり、この地点における交通量が増加する立ち上がりの時間帯での交通管理の重要性が確認された。
4.使用料(消費税等抜き額)
- 渋滞統計システム初期費用 :20万円(3台までインストール可能)
- 渋滞等データ費用 1都道府県1ヶ月単位(都市高速道路は別):5万円
5. モニター利用
- 渋滞統計システムを無料でモニター利用することができます。モニター利用により、データ内容やシステムの機能等を確認することができます。
- モニター利用にあたっては、利用目的や確認する内容等をヒアリングさせていただき、ヒアリング結果によっては、希望する渋滞等データがモニター利用できない場合があります。
- モニター利用後は、必ずアンケートにご協力をお願いします。
- 詳細は、こちら(モニター利用申込同意書)をご確認ください。
6. 注意事項
- 渋滞統計システム・渋滞等データは、調査・研究目的のご利用に限ります。
(道路交通情報提供に係る事業にはご利用いただけません。) - 渋滞等データのみのご利用はできません。初めに渋滞統計システムの導入が必要です。
- 渋滞統計システムをインストールするパソコンは、ご利用者様にご用意いただく必要があります。システムの使用に必要なパソコンのスペックはこちらの通りです。
- 地図表示機能の利用には、一般財団法人日本デジタル道路地図協会のデジタル道路地図データベース(DRM-DB)のライセンスが必要となります。ご用意いただけない場合は、「表形式(Excel)による表示」機能のみ利用可能です。
- 断面交通量情報の利用には、公益財団法人日本交通管理技術協会の計測地点位置情報が必要となります。
お問い合わせ窓口
●公益財団法人 日本道路交通情報センター デジタル事業推進部
お問い合わせフォーム |
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